令和4年8月29日(月)13:30~14:30に、インターナショナルオフィスが主催のFD「EU教育支援プログラムErasmus+について」を開催し、約40名の学内教職員にご参加いただきました。

はじめに、地域・産官学連携戦略室 植村友香子特命准教授から、EUのグローバル教育政策であるErasmus+について説明がありました。1987年に開始された本プログラムは、ヨーロッパの学生の流動化・グローバル化促進及び教育の質向上を理念とし、対象地域やプログラムの領域を拡大しながら、単位認定、授業料免除及び奨学金支給等の取組みが行われていることが紹介されました。

次に、本学とのErasmus+協定締結校のうち、本学の重要な海外教育研究拠点でもあるサボア・モンブラン大学(フランス)について、特別委員である創造工学部 前山祥一教授から、大学概要及び本学との交流実績について紹介がありました。

最後に、Erasmus+制度を利用して、サボア・モンブラン大学の教職員研修プログラム参加した3名から、研修報告がありました。今回のプログラムには、ヨーロッパを中心に、22ヵ国60大学から約180名の教職員が参加しており、言語別レベル別の少人数クラスで5日間の語学レッスンを受講し、全体のエクスカーションや昼食会では、各国の参加者と交流を深めたことが報告されました。語学面の学びも三者三様でしたが、多種多様な背景を持つ参加者との異文化交流を通じて様々な気付きが得られた様子が印象深く、今回の経験を活かして今後の国際交流や研究交流が期待できるものでした。

サボア・モンブラン大学主催教職員研修プログラムS.M.I.L.E.2022参加者
・松原 佳乃 医学部学務課教務係員
・神野 幸隆 教育学部准教授
・西中 美和 地域マネジメント研究科教授