2022年度に実施された100件を超えるDX事例の中から、特にDX推進に貢献した10人のアンバサダーが選ばれ、実際の業務の中でどんなDXを行ったかを発表しました。

 香川大学の学生および教職員の皆様は、各アンバサダーが1人5分に凝縮した発表を、ぜひ動画でご覧ください。
(動画URL  https://kagawaverif-my.sharepoint.com/:v:/g/personal/35949267_kagawa-u_ac_jp/EUFmp4qwvHNEmgt-yigJNWEBeee0LTaJWqxtywKZMs2Z3g?e=UJrOIF  

動画は香大IDをお持ちの方のみ参照できます)

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動画はこちら:https://youtu.be/sUbAhOov7_Q

   最優秀に選ばれたのは、医学部経営企画課の浪越俊介さんが手がけた「PowerBIツールを使用した経営指標資料の作成及びTeamsでの情報共有」です。
審査員を務めた八重樫理人デジタル化統括責任者は「これから先、データ駆動に基づく大学経営・大学戦略を目標にした矢先にPowerBIを活用したこの取り組みが出てきたときは正直驚いた。想定を超えていた」と高く評価しました。
   浪越さんは「従来は同月比較など点だけで見た経営指標だったが、時系列の推移が重要だと感じて1つのファイルで様々な指標の推移を見る業務効率のためにはPowerBIが必要だった」と振り返りました。

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【浪越さんの発表より】

   他にも、入学手続き問い合わせチャットボットやID登録申請の自動化、オンラインでの課内決裁フローなど、業務効率が画期的に改善された事例が発表されました。
  審査員を務めた米谷雄介デジタル化統括責任者補佐は「今後はDXによって蓄積されるデータを活用して、分析を加えることによって、もう一段階進化させていってほしい」と話しました。
【デジタルONEアンバサダーとは】「デジタル世界がリアル世界を包含する(Online Merges with Offline)」という基本コンセプトのもとで香川大学がひとつになり、教職員学生の協働によるデジタル化をこれまでにないレベルに引き上げ、教育、研究、運営の質的向上に加え、それぞれの業務の効率化を進めることを目的に、香川大学は2021年にデジタルONE戦略を策定しました。各部署が主体的にDXに取り組むため、職員を対象にDX推進人材をデジタルONEアンバサダーに任命しています。