文部科学省が実施する平成24年度「大学間連携共同教育推進事業」に,香川大学と徳島大学とが連携して提案しておりました「四国防災・危機管理特別プログラム共同開設による専門家の養成」が採択されました。
今回,全国の大学等から153件(地域連携76件,分野連携77件)の申請があったうち,9月3日に49件(地域連携25件,分野連携24件)の採択が公表されました。

【大学間連携共同教育推進事業】

本事業は,国公私立の設置形態を超え,地域や分野に応じて大学間が相互に連携し,社会の要請に応える共同の教育・質保証システムの構築を行う取組の中から,優れた取組を選定し,重点的な財政支援を行うことにより,教育の質の保証と向上,強みを活かした機能別分化を推進することを目的としています。

香川大学及び徳島大学の提案が採択

香川大学が代表校となり,徳島大学と連携して提案しておりました「四国防災・危機管理特別プログラム共同開設による専門家の養成」が採択となりました。

採択された提案概要

取組名称 : 四国防災・危機管理特別プログラム共同開設による専門家の養成
連携の種類 : 分野連携
実施期間 : 平成24年度~平成28年度(5年間)
概要 :

香川大学及び徳島大学の大学院(既設)において,防災・危機管理特別プログラムを開設・共同実施し,社会・地域のニーズに応える実践力を備えた人材育成を 行います。そのために香川大学及び徳島大学が協力・連携して,既存の大学院に次の3専修の特別教育プログラムを開設します。

(1)学校防災・危機管理マネージャー養成プログラム
(2)行政・企業防災・危機管理マネージャー養成プログラム
(3)救急救命・災害医療・公衆衛生対応コーディネータ養成プログラム

連携機関 : 徳島県,香川県
取組担当者 : 香川大学危機管理研究センター長(教授) 白木 渡
徳島大学環境防災研究センター 副センター長(教授) 中野 晋

文部科学省関係ホームページ:http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kaikaku/renkei/index.htm