7月23日(月)、平成24年度国際研究支援センター研究会シリーズ第2回インターナショナルオフィスFD「四国の美味をベトナムへ~ベトナム・メコン地域における食品市場と四国の食品産業の展開可能性~」を開催しました。当日は本学の全4キャンパス(農学部(メイン会場)、幸町、医学部、工学部)を遠隔会議システムで結び、地域の方と本学教職員計30名の参加がありました。
研究会では、飯田国際研究支援センター長の開会挨拶ののち、農学部田村教授から、農学部が中心となって産学官連携として取り組んでいるベトナムでの調査事業についての発表がありました。発表では、日本国内の食の現状や、ベトナムの社会、歴史、経済的背景の説明のほか、四国の食品企業を対象に行ったアンケート結果を基に、ベトナムを始めとする東南アジア諸国への関心や課題事項などについて報告がありました。
発表に引き続いての質疑応答ではJETRO、四国経済産業局等の官公庁、地元企業の方々や、本学留学生等から感想が述べられた他、事業の規模や他大学・組織との今後の連携についても活発な質問があり、盛況のうちに閉会しました。