6月5日(火)、「キャリア・デザイン入門」の第9回講義「職業理解(公務員編)」のゲスト講師として、香川県警初の女性交番所長である山口真由警部補(高松南署香川交番所長)に講義していただきました。山口所長は香川大学法学部卒で、学生時代は剣道部に在籍。授業終了後は剣道部の恩師、山神眞一教育学部長を訪問されました。

「キャリア」という言葉は、狭い意味では「職業」のことですが、広い意味では「人生」や「生き方」のことです。学生には自身のキャリアを描くとき、就職のことだけではなく人生や生き方について考えてほしいとの想いから、香川大学は教養教育において「人生とキャリア」という必修科目群を設定し、年間12科目を開設しています。そのうちのひとつが今回ご紹介する「キャリア・デザイン入門」。担当教員は、2011年度ベストティーチャーの葛城浩一准教授(大学教育開発センター)。第一線で活躍中の各界関係者による講義や学生同士でのディスカッションを通じて「キャリア」について学習しています。mini_career.jpg

今回の講義では、山口所長から日々の業務や警察学校の生活などの紹介がありました。やりがいを感じた経験は、東日本大震災発生後の宮城県石巻市で勤務したことであり、現地で被災者支援に尽力する中で「誇りと使命感」を強く抱き、「『心の活動』こそ信念」と思うに至ったそうです。これらの経験から、後輩に向けたメッセージとして、「色んな経験を通じて信念を持ち、心の軸を太く強いものにしましょう。」、「ボランティア活動は自分の存在意義に気づかせてくれます。」と語ってくれました。

引き続き、学生同士のディスカッションがあり、山口所長から、大卒採用と高卒採用の処遇の違いについての説明と、「大卒と高卒の違いとは?」というテーマが発表されました。学生は班別ディスカッションの後、「大学生活で身につけた自主性」、「経験の差」等それぞれの考えを発表しました。このテーマは、学生自身が大学生活の意義を考える良いきっかけとなりました。

授業終了後は、山神教育学部長と師弟対談が行われ、山神先生は愛弟子の成長とより一層の活躍を期待していました。

このページの先頭へ