3月23日(金)、香川県庁において、香川大学医学部寄附講座(神経難病講座・感染症講座)の設置に関する協定書調印式が行われました。
調印式には、香川県からは、香川県知事をはじめとした関係者が出席され、本学からは、長尾学長、森医学部長及び千田病院長が出席しました。
今回、設置される2つの寄附講座は、香川県の医療政策である「新地域医療再生計画」策定に係る事業の一環として、香川県から多大なる御寄附をいただき、平成24年度及び平成25年度の2年間の予定で設置するものです。

まず、神経難病講座は、医師のキャリアに応じた教育を実施し、神経難病に対応できる医師を養成・確保するとともに、香川県内の神経難病に係る医療提供体制に関する調査研究を行い、その成果の普及を図り、神経難病患者が安心して療養できる環境の整備に寄与することを目的とします。

また、感染症講座は、高病原性新型インフルエンザ等の感染症の発生に備え、医師のキャリアに応じた教育を実施し、感染症に対応できる医師を養成・確保するとともに、香川県の感染症に係る医療提供体制に関する調査研究を行い、感染症患者が良質かつ適切な医療が受けられる環境の整備に寄与することを目的とします。