9月6日(火)、研究者交流スペース(研究交流棟5階)において、平成23年度学生指導担当教職員研究会が開催されました。

この研究会は、学生指導に関する諸課題について研究討議を行うことにより、学生指導を担当する教職員相互の啓発と理解を深め、学生指導の改善・充実を図ることを目的として、昭和51年度から開催されているもので、今年度は主体性の段階的形成支援システム(CPS)事業と共催し、「学生が元気になる大学づくり~教職協働で学生の主体性を引き出す~」をテーマに、学生生活委員会委員と教務委員会委員及び学生系事務職員を含む48人で開催されました。

当日は、大学教育開発センター櫻井調査研究部長の開会の挨拶の後、加野教務委員会委員より「近年の大学を取り巻く状況説明」、教育・学生支援機構藤本特命助教より「社会が求める人材像と本学学生の実態」及び学生生活支援グループ安藤サブリーダーより「学生の自主的活動並びに支援策」の問題提起がなされました。続いて6班に分かれ、「学生の主体性を引き出すために」及び「主体的な学生を育成するために私たちができることは」をテーマにグループ討議が行われました。2つのテーマについて各班で活発な討議が行われ、教員と事務職員が同じテーブルで討議することにより、それぞれの立場での意見を聞くことが出来、学生に対し大学として何をすべきか、何ができるのかを再認識する良い機会になりました。