今年度も7月下旬から8月中旬にかけて、香川県下の高校生を対象とした体験授業を実施しました。今年度は延べ168名の参加がありました。

この取組は、香川県教育委員会との連携により毎年実施しており、高校生に大学レベルの授業を体験してもらい、学問の魅力や大学で学ぶ意義について理解を深めてもらうことを目的としています。

今年度は教育学部、工学部、農学部の各キャンパスで実施しました。

○工学部では、7月27日~29日と8月11日に、教授指導の下、小型スピーカー、ストップウォッチ、モーター等の機械を作成する実験や、金属などの材料が液体や固体に変化するときに起こる現象を観察する実験、液晶やコンピューターを使って光を操る実験等を行いました。

○農学部では、8月11日に柳教授が自然環境を利用した「露地栽培」や、温室やビニールハウスなどを利用した「施設栽培」、そこに見られる意外な法則性について、イチゴを題材として講義を行いました。

○教育学部では、8月12日に野﨑教授が「教育」の多様な可能性を探る講義を行いました。また、教育学部の学生自治会である『SUN』も交えて、理想の大人像や自身の将来像について「ワールド・カフェ」という手法を用いて学習しました。

高校生からは、「普段は思いもつかないようなことを考える良いきっかけになった。」、「大学生や他校の生徒と交流が持てて楽しかった。」等の感想がありました。

この他にも、香川大学は、学期を通じて大学生と一緒に学ぶ「公開授業」も実施しております。興味のある方は香川大学学務グループ(TEL:087-832-1147)までお問い合わせください。