本学危機管理研究センター及びメンタルヘルス向上に関する研究プロジェクト主催により、4月28日(木)に、幸町キャンパス研究交流棟研究者交流スペースにおいて、一般市民、学生・職員等、合計83名が参加し、講習会が開催されました。

3月11日に発生した東日本大震災においては、多くの方々が亡くなられ、また避難生活を余儀なくされており、復旧・復興に向けての支援ボランティアが必要とされております。またその反面、既に支援に行かれた方々から、心のケアが必要な方が増えているとの話もあります。

今回の講習会は、災害ボランティアを志望する者を対象とし、「災害ボランティアの心得」と題して、専門家の指導の下に開催されたもので、東日本大震災での現地ボランティアの活動報告、災害ボランティアセンターを運営する立場からのボランティアの心得、またボランティアに参加する者の感染症予防(感染症の持ち込み及び自身の罹患の予防)についての報告、講義が行われ、最後に被災者の方々とのコミュニケーションに役立つ「話の聴き方」についての実習が行われました。