8月17日、県下の高校生を対象にした『高校生手術体験セミナー』を開催しました。セミナーには、毎年好評のため定員を超える応募があり、今年は56名の応募者の中から30名の高校生が参加しました。
横見瀬呼吸器・乳腺内分泌外科教授から開催の挨拶の後、堀井心臓血管外科教授から、実際の手術ビデオを供覧しながら『手術という仕事の魅力』について講演がありました。引き続き、臼杵手術部長が進行を務め、糸結び体験、医学生の手術実習体験談などを実施しました。
休憩を挟んで、実際に手術室に入り、手洗い・気管挿管、鏡視下手術のシミュレーション、顕微鏡・拡大鏡手術、切開・縫合等の本格的な実技体験を行いました。終了後のアンケートでは、「普段体験できないことを体験し、在学生の話をきくことができて、医師になろうという意志が強くなった」というような、医療に対する興味の高まりを感じる感想が多くありました。
このセミナーは平成20年度から毎年開催し、6回目となります。香川大学では、本セミナーを来年度以降も継続する予定です。