9月18日、令和6年度技術室研修会を開催しました。医学系、農学系、工学系の3部門から、14名が対面にて参加し、オンラインでは15名が参加しました。技術室では職員の知識の習得と技術交流を図るため、定期的に研修会を実施しており、今年度については、専門分野の講演と技術室関連報告ならびにグループワークを実施しました。
   冒頭、秋光和也理事(研究担当)より開会挨拶があり、技術室の香川大学における現役割と今後の組織改革、効率化による機能強化の必要性について述べられました。また、研修会の役割として、専門的・一般的知識習得や人的ネットワークの強化を図る点について述べられました。引き続き、寺林優創造工学部教授による『瀬戸内海沿岸域での津波堆積物発見から導き出す南海トラフ巨大地震への対策について』の講演が行われました。松本直通技術室長による『香川大学技術室における重点的な取り組み』、澁谷康之技術専門職員による『高松市こども未来館科学体験教室実施について』、立和名慎一技術専門員による『奨励研究勉強会について』、松居俊典技術専門員による『大学院研修制度について』の報告がありました。続いて『技術組織の活性化』と題したグループワークを対面参加者にて実施しました。最後に、次回研修主担当の農学系部門藪木技術室副室長より挨拶があり、閉会しました。
   技術室研修会については、今後も技術職員の知識の習得・各種情報共有・技術交流の場として、室員の能力向上のSDの一環として研修会を実施予定です。