香川大学では、香川県や企業との産学官連携により希少糖研究の推進に努めてまいりましたが、本研究成果を基にして、希少糖のうちのD-プシコース(本学の研究により血糖値上昇の抑制効果が確認されています。)の製造工場が香川県宇多津町の「番の州臨海工業団地」に建設されることとなりました。

香川大学では、これまでに農学部の何森健特命教授や医学部の徳田雅明教授等が中心になり、全学を挙げて希少糖の生産や応用等の研究に取り組み、香川大学希少糖研究センターから希少糖研究の成果を世界に向けて情報発信しています。

希少糖を用いた、食品・医薬品・農薬等が、皆様の生活の質の向上に役立つとともに、地域の企業活動の活性化や雇用の拡大に資することが期待されます。

なお、関連報道が平成22年12月21日(火)付け四国、山陽、読売、日経、産経新聞の各紙でされております。