平成22年度科学技術振興調整費の審査結果が、先般(5月21日)、文部科学省から公表され、科学技術振興調整費「女性研究者支援モデル育成」プログラムで本学が応募していた「香大発、地域ぐるみ女性研究者支援の高波を」事業がこのたび採択されました。

(「香大発、地域ぐるみ女性研究者支援の高波を」の事業概要)
事業期間:平成22年度~平成24年度
事業概要:学内及び地域の資源を総合的に活用することを基本として、大学内で①学内支援体制・組織の確立、②研究と育児等の両立支援、③女性研究者の育成、④地域全体の女性研究者への貢献の取組を総合的に実施し、女性研究者の環境を飛躍させるとともに、香川地域、さらに四国の大学、研究機関、企業等の女性研究者支援の機運の高まりに貢献すること。

本学では、これまでにも平成22年4月15日付けで香川労働局長から次世代認定マーク(くるみん)を取得すること等、大学教職員の仕事と子育ての両立支援の充実に努めてきました。
さらに、本事業の実施を通して女性研究者の教育研究活動等の充実、水準向上を図るとともに、本学はもとより地域の他の大学、企業、研究機関等の女性研究者への支援の機運や取組を盛り上げ、香川県の学術研究の推進や大学と企業等との共同研究の活性化等に貢献していきます。

※科学技術振興調整費とは科学技術振興調整費は、総合科学技術会議の方針に沿って文部科学省が運用を行う政策誘導型の競争的資金であり、全国的に各大学、企業、研究機関がそれぞれの研究を進めるうえでの主要な大型資金です。
平成22年度は10のプログラムが設けられ、全国各大学等から302件の応募がありました。