2025年927日、大阪・関西万博会場内のギャラリーWESTにて、香川県のテーマウィーク「アートする里海-KAGAWA-」のなかで、スペシャルトークイベントが開催されました。

万博スペシャルトーク万博スペシャルトーク

万博もいよいよ終盤を迎え、会場は連日多くの来場者で賑わっておりトークイベントに予想を大きく上回る数の来場者が集まり、立ち見が出るほどの盛況ぶりとなりました。

「藻場から始まる資源あふれる豊かな瀬戸内海の創生」をテーマに、池田豊人香川県知事、嶋野勝路香川県漁業協同組合連合会(以降、県漁連)代表理事会長、上田夏生香川大学長、末永慶寛香川大学創造工学部長が、共創の場形成支援プログラムで推進する資源あふれる豊かで持続可能な瀬戸内海創生を目指す取組みについて対談しました。 


ディスカッションの様子_上田学長
ディスカッションの様子_上田学長

対談の中で、県、県漁連、大学が現在行っている取組みを紹介し、共創の場形成支援プログラムにおいて、産官学が連携し、藻場造成を基点として豊かな海づくりを進めることによる、漁業生産力の増加や地域経済の発展への大きな期待が寄せられるとともに、三者が、連携、協力して、藻場から始まる資源あふれる豊かな瀬戸内海の創生に取り組むことへの強い意気込みが語られました。また、学の取組を、国内外からの多くの来場者に知っていただく貴重な機会となりました。

香川大学は、地域に根ざした大学として、香川県や県漁連の皆様と強固で、緊密なタッグを組んで、「資源あふれる豊かな瀬戸内海の創生」の実現に向け、これから先も、大学を挙げて本プロジェクトに取り組んで参ります。