香川大学剣道部師範・総監督の山神眞一副学長(学生支援・広報・特命担当)(66)=体育学修士、医学博士=が、5月6日に京都市武道センターで実施された全日本剣道連盟審査会で最高位の称号である範士を授称しました。
   範士は名実ともにふさわしいと認められた人物にしか授与されない大変希少な称号であり、本年度、全国で僅か15名の授与者の1人に選ばれました。香川県では現存者のうち3人目の快挙となります。

範士について:
・武道における称号の最高位。下位の称号に「教士」と「錬士」がある。
・一般財団法人全日本剣道連盟は、次の資格を具備する者に審査を経て剣道および居合道、杖道の範士号を授与している。
   1. 範士は、剣理に通暁、成熟し、識見卓越、かつ、人格徳操高潔なる者。
   2. 教士八段受有者で、八段受有後8年以上経過し、加盟団体の選考を経て加盟団体会長より推薦された者、ならびに全剣連会長が適格と認めた者。

主な資格・競技歴・指導歴について:
・剣道教士号授与(平成7年)
・剣道8段合格(平成17年)
・剣道範士号授与(令和6年)
・中四国学生剣道連盟会長
・香川県剣道連盟副会長
・高松市剣道連盟会長
・全日本東西対抗剣道大会7段の部出場(平成9年度)
・全日本東西対抗剣道大会8段の部出場(平成18年度)
・伊勢神宮奉納全国剣道演武大会8段の部招待出場
   優秀選手受賞(平成22年度)
・香川大学剣道部監督就任(昭和57年)、
   師範・総監督就任(平成27年~現在に至る)

香川大学剣道部監督・師範としての指導成果:
・香川大学剣道部団体戦全国大会出場回数
     男子29回(中四国大会2回優勝)
     女子23回(中四国大会4回優勝)
・全国剣道指導者講習会講師
(平成23年度~現在に至る)