経済学部では1月24日(水)10:30~12:00に、四国財務局の職員の方々に、金融監督・検査業務に関する出前授業を行っていただきました。

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受講したのは約20名の金融政策Ⅱの受講生たちです。最初にわが経済学部のOGの宮前亜依里さんに、地域銀行が置かれている現状と財務局の役割を簡単にご説明いただきました。 続いて学生を3つのグループに分けて、事業支援が必要な中小企業の具体例(飲食業と小売業の2つのケース)を提示し、地域金融機関の立場に立って、それぞれの企業が抱える課題と支援策、アドバイスを話し合い、発表してもらいました。 その発表に対して、長年、金融機関の検査・監督に携わってこられた重松宏明さんに、ご自分の経験に即して批評してもらいました。 最後にわが経済学部のOBであり金融庁での勤務経験もある福家弘志さんに、金融機関による事業支援のポイントを分かりやすくまとめていただき、財務局が最近取り組んでいる新しいNISAや被災地支援についてもご紹介いただきました。

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学生はこの授業を通して、金融機関と企業とのやりとりを仮想体験することができ、将来の進路を考えたりする参考になったと思います。 今後もこのような四国財務局との連携授業を継続・発展させることで、経済学部生が金融機関や財務局の業務を身近なものとして考えるきっかけになればと思います。

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