香川大学は、7月6日~8月3日に全10回の構成で具体的ケースの検討においてアントレプレナーシップの発揮を体験することで、地域との関係性構築、地域活性化に貢献しうる手法を身につけた人材を育成することを目的としたリカレント専門講座を開講した。
この専門講座は、香川大学の地域貢献の拠点の一つである「地域人材共創センター」がこれからの共生社会に貢献しうる地域人材育成を果たすべく、地域や職業人を対象とした高度で専門的なリカレントプラグラムを「リカレント専門講座」として企画・開催している。
講義の様子(山本特命教授)
本講座は、アントレプレナーシップ(起業家精神)に関する基本的な知識を理解し、具体的なケースについて、課題解決や事業創造・計画づくりなど、参加者がアントレプレナーシップを発揮する体験を通じて、地域再生や地域活性化とアントレプレナーシップの関係について学習するもので、香川大学大学院地域マネジメント研究科(MBA)の講師陣が中心となりコーディネートした。
2月にも同講座は開講したが、前回から講義内容をブラッシュアップし、講義中のグループセッションでは、対面とオンライン受講の双方交えてのハイブリッド形式となった。第7回、第8回では「Success Arts Consulting」代表の篠原 啓祐氏を迎え、受講者は具体的なアドバイスをいただきながら、事業計画書の作成を行った。
<実施した講義内容>
・7月 6日 【第1回】ガイダンス
【第2回】創造プロセスとは
・7月14日 【第3回】事業構想の創造
【第4回】プランの創造
・7月20日 【第5回】創造とパーソナリティスタイル
【第6回】創造するチームづくり
・7月28日 【第7回】プランの創造
【第8回】ピッチに向けた準備
・8月 3日 【第9回】【第10回】ピッチとフィードバック
対面+オンラインで講義を行う様子