この座談会は昨年度から実施しており、今年度は2回目となります。今回は9月末に任期を迎える筧 善行学長と10月1日から新たに本学学長に就任する上田 夏生副理事の同席のもと開催しました。
参加した創発科学研究科社会人学生と意見を交わす筧学長と上田次期学長
筧学長から、本学の研究力を上げるとともに、人生100年時代を見据えて社会人に向けて幅広く門戸を開くために令和4年度に開設した創発科学研究科への思いと社会人大学院生に期待する旨の挨拶に続いて、参加した大学院生から自己紹介が行われました。参加した社会人大学院生から、学士課程から同研究科に進学した学生との交流を通して、異なる視点や発想を学ぶことができ、分野や世代を超えて、考え方が融合していく様を肌で感じることができたこと、異なる分野の学生等とチームを組んで商品・サービスの開発等を目指した企画提案づくりに取り組む授業の一環で「香川ビジネス&パブリックコンペ」でファイナリスト賞を受賞したこと等、文理融合型大学院である創発科学研究科ならばこその貴重な経験となった旨の感想が述べられました。出席した社会人学生のうち、研修制度を利用して創発科学研究科に入学している本学職員からも論文執筆状況や学会への参加やオンライン講義は場所を選ばす、受講でき、社会人にとって効果的である等、充実した学生生活を送れている旨報告がありました。
座談会での様子
令和6年4月から開設する創発科学研究科博士後期課程への進学への思いについても話が及び、筧学長及び次期学長の上田副理事から本学の大学院での学びを通じて、職場や地域を変えていく原動力になってほしい旨期待が述べられました。
参加した大学院生にとっては、学長及び次期学長と率直な意見交換ができた貴重な経験となり、大学院教学センターにとっては、社会人大学院生の生の声が聞くことができ、大いに有意義な座談会となりました。
発言する創発科学研究科社会人学生
座談会での集合写真