3月29日(水)、野﨑教育学部長、植田附属高松小学校長・大嶋副校長・前場研究主任、笠附属坂出中学校長・川田副校長が、学長室を訪問し、筧善行学長に令和4年度文部科学大臣優秀教職員表彰受賞について報告しました。

同表彰は、文部科学省が、毎年一回、国公立・私学を問わず全国の小学校から高校までの教職員の中から、「学校教育における教育実践等に顕著な成果を挙げた」教職員及び教職員組織を推薦にもとづいて表彰するものです。

令和4年度は、香川大学教育学部附属学校園関係では、附属高松小学校の前場裕平研究主任が個人表彰を受け、また附属坂出中学校では教職員一同が団体表彰を受けました。

附属高松小学校の前場教諭は、研究主任として学校全体の研究の方向性を提示し導くだけでなく、令和3・4年度は、文部科学省より、「実社会との接点を重視した課題解決型学習プログラムに係る実践研究」の研究委託を受け、主権者教育の充実に関して学校全体をリードしました。加えて、令和4年度より4年間、文部科学省の研究開発学校の指定を受けることになり、教育課程に関する地道な研究を中心的存在として積み重ねてきました。

このような研究主任としての取組が高く評価されています。

附属坂出中学校については、2010年に始まり2019年より文部科学省研究開発学校指定を受けて現在にいたる「総合学習CAN」の開発が評価されました。「総合学習CAN」とは、1~3年生による異学年小グループがそれぞれにユニークなテーマを決めて1年間にわたる探究活動を行う学習活動で、その中で各学年の生徒の成長が促されていくことなどが全国的にも他に例を見ないものとして高く評価されています。附属坂出中学校では、毎年、全校生徒が数十のテーマに分かれて行うこの活動を支えるために全教職員の緊密な連携による指導が行われています。同校教職員一同の集合写真と生徒たちの活動の様子こちら

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