香川大学は、2月14日~3月7日に全7回の構成で具体的ケースの検討においてアントレプレナーシップの発揮を体験することで、地域との関係性構築、地域活性化に貢献しうる手法を身につけた人材を育成することを目的としたリカレント専門講座を開講しました。
この専門講座は、香川大学の地域貢献の拠点の一つである「地域人材共創センター」がこれからの共生社会に貢献しうる地域人材育成を果たすべく、地域との共創による取り組みとして企画・提供する社会人向けのリカレントプログラムです。
本講座は、アントレプレナーシップ(起業家精神)に関する基本的な知識を理解し、具体的なケースについて、課題解決や事業創造・計画づくりなど、参加者がアントレプレナーシップを発揮する体験を通じて、地域再生や地域活性化とアントレプレナーシップの関係について学習するもので、香川大学大学院地域マネジメント研究科(MBA)の講師陣が中心となりコーディネートしました。
県外などの遠隔地からの参加を可能とするため講義をオンライン併用で行ったところ埼玉県、岡山県、愛媛県、高知県の様々な業態からの参加がありました。
同講座は、第1回・第2回は地域マネジメント研究科教授の沼田 秀穂氏の講義とチームビルディング、第3回・第4回は同准教授の吉澤 康代氏の講義とMBTI(性格タイプテスト)のフィードバック、第5回・第6回は同特命教授の山本 靖氏の講義、ディスカッションとグループワークを行いました。
最終回の第7回は6つのグループと個人からブラッシュアップしたプランについてピッチが行われ、質疑応答や講師陣によるフィードバックが行われ閉会としました。
講義の様子(沼田教授)
受講生と講師陣(集合写真)