香川大学教育学部では、内閣官房拉致問題対策本部の支援事業を受けて、教育学部に「人権教育特別演習」を開講しました。受講している教育学部生は、拉致問題関係者との面談や福井県拉致被害現場などの視察を終えています。そうした活動の一つのまとめとして、附属坂出小学校にて「家族愛」をテーマとした道徳の授業を行います。教育学部4年生による提案授業となります。

1.日時:令和4(2022)年11月30日(水)14時35分~ 15時20分(6校時)(提案授業の時間帯)

2.場所:附属坂出小学校5年西組(坂出市文京町2−4−2)

3.内閣府官房 拉致問題に関する授業実践事業の概要

目  的:
拉致問題の解決のためには、国民が心を一つにして、全ての拉致被害者の一日も早い帰国実現への強い意思を示すことが、問題解決に向けた力強い後押しとなるところであるが、これまで拉致問題について触れる機会の少なかった若い世代への啓発が重要な課題となっている。このため、教職課程を履修する大学が、授業の指導案の作成、模擬授業の実施等を通じて、教育現場で拉致問題を取り上げることの重要性への認識を深めるともに、授業で拉致問題をとりあげるための教授能力を身につけることを目指す。

事業対象:
教員免許資格を取得することのできる教員養成課程を有する大学と共同して実施。

事業実施期間: 
令和4年6月~翌年2月

研修内容:
・人権教育の観点からの拉致問題についての基礎的講義
・帰国拉致被害者
・拉致被害者御家族のご講演
・拉致現場視察
・学習指導案の作成
・模擬授業の実施  等

 

 

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お問い合わせ先
香川大学教育学部 
准教授 神野 幸隆
T E L:087-832-1072
E-mail: kamino.yukitaka@kagawa-u.ac.jp