日 程:令和4年5月26日
開催地:マリンパレスさぬき2階 瀬戸AB
参加者:香川地域継続首長会議委員
          (香川県内の市町長、四国地方整備局、四国経済産業局、香川県、香川大学)、他

 

次  第

1 会長挨拶  香川大学四国危機管理教育・研究・地域連携推進機構
        危機管理先端教育研究センター長 長谷川 修一
2 挨  拶  香川県知事 浜田 恵造 氏         
3 講  演  演題:「臨時情報対応」
        香川大学四国危機管理教育・研究・地域連携推進機構
        地域強靭化研究センター長 金田 義行
4 議  事
(1) 審 議 香川地域継続首長会議規約の改訂について(委員の変更)
(2) 報告1 香川地域継続検討協議会の活動内容について        
(3) 報告2 水害に強いまちづくり検討会について           
(4) 報告3 市町BCP作成支援事業について              
(5) 報告4 国土強靭化の目的・意義について             
(6) 報告5 四国防災・危機管理プログラムについて          
(7) 報告6 モバイル建築による「巨大災害に備える応急住宅の社会的備蓄」について
(8) 各首長による意見交換
     意見交換テーマ:「南海トラフ地震臨時情報が発表されたときの対応」について
5 閉会挨拶  香川大学副学長 / 四国危機管理教育・研究・地域連携推進機構長
        吉田 秀典

 

概  要

近年の記録的な大雨による大規模な水害、土砂災害の発生や、40年以内に90%程度の確立で発生するといわれている南海トラフ地震等、様々な災害に備える為に、香川県下17市町が連携して香川県の地域継続に取り組んで頂く必要があります。このことから、平成25年度に「香川地域継続首長会議」を設置しました。近年は新型コロナウイルス感染防止のため、オンライン又は書面での開催でしたが、9年目となる今年度は3年ぶりに対面で開催しました。

まず、当会議の会長である、香川大学、長谷川危機管理先端教育研究センター長より挨拶、続いて、香川県、浜田知事よりご挨拶頂きました。

次に、香川大学、金田地域強靭化研究センター長より、「臨時情報対応」について講演がありました。南海トラフ地震発生の可能性が高まった際に気象庁が発表するものですが、これまで発表されたことがないことから、行政の運用は手探りの状態であると言えます。金田センター長からは、首長が日頃から想定意識をもつことが重要であるとお話し頂きました。

その後、議事ではまず、規約の改定を行いました。香川大学、三好地域強靭化研究センター、副センター長が本会議の委員に就きました。

次に、議事の報告を行いました。香川大学、三好地域強靭化研究副センター長から、「香川地域継続検討協議会、水害に強いまちづくり検討会及び市町BCP作成支援事業の3つのテーマの活動状況について、磯打地域強靭化研究センター特命准教授から国土強靭化の目的・意義について、長谷川危機管理先端教育研究センター長から四国防災・危機管理プログラム、モバイル建築による「巨大災害に備える応急住宅の社会的備蓄」についてご報告・ご紹介させていただきました。

さらに、各首長から、「南海トラフ地震臨時情報が発表されたときの対応」をテーマに、ご意見を頂きました。住民への普及啓発や、経済活動停滞の懸念がある等のご意見がありました。

最後に、香川大学、吉田機構長より、閉会の挨拶をさせて頂きました。

香川大学 四国危機管理教育・研究・地域連携推進機構では、今後も引き続き話題提供に努め、防災対応の検討を支援させて頂きたい、と考えております。本会議で地域継続力の向上を図ると共に、四国の緊急災害対策拠点としての機能を発揮することを目指し、香川県の強靭化に取組んで参ります。