令和4年4月19日(火)、新たに完成したイノベーションデザイン研究所新棟にて開所式を行いました。
  イノベーションデザイン研究所は、平成30年10月にオープンイノベーションのプラットフォームとして、「組織」対「組織」の研究連携を一体的にマネジメントする目的で設置しました。この度、香川大学職員宿舎の跡地を利用し、「人と人をつなぐ」理想的な環境の場として、学生・教職員・地域住民の活動交流拠点や地域産官学界との共同研究拠点などから構成される共創環境スペースを有する新棟が完成したことに伴い、開所式を執り行いました。
  式典には、日頃より本研究所に多大なるお力添えをいただいている関係者約80名にご出席いただき、文部科学省・香川県・四国経済連合会・本学の4者による看板の除幕を皮切りに、盛大に行われました。筧善行学長の挨拶に続き、文部科学省大臣官房文教施設企画・防災部笠原隆技術参事官、浜田恵造香川県知事、四国経済連合会佐伯勇人会長からご祝辞をいただきました。その後、動画による研究紹介、記念撮影、施設及び実証デモ見学を行いました。
  最後に、片岡郁雄理事(研究・産官学連携・教員評価担当)からご出席いただいた方への謝意と閉会挨拶があり、盛会のうちに終了しました。

  なお、イノベーションデザイン研究所紹介動画は、以下のURLよりご覧いただけます。
    https://youtu.be/uXF4jZ4FP8E

【建物の概要】
建物名称 : イノベーションデザイン研究所棟
構造・規模: 鉄骨鉄筋コンクリート造 地上3階建て
延べ床面積: 590.71㎡、 建築面積:227.57㎡
工  期 : 令和3年8月 ~ 令和4年2月

【主な機能】
〇イノベーションの起点となる垣根を超えた情報共有の促進
〇企業等との連携、企業間の橋渡しを促進するためのハブ
〇大型研究推進に向けた包括的な研究マネジメント

【期待される効果】
〇共同研究の受入れ拡大と大型化の推進
〇オープンな共創によってもたらされる多様なイノベーションの創出
〇研究資金の循環加速による研究エコシステムの展開