附属高松小学校では、異学年によるグループにより、縦割り創造活動に取り組んでいます。そのグループのうちの1つ、白4組は、身の回りの食品ロスを削減するため、年間を通して活動を続けてきました。この度、これまでの取り組みが認められ、食品ロス削減の優れた取り組みを表彰する「第2回かがわ食品ロス削減大賞」において、優秀賞を受賞する運びとなりました。今月に香川県庁で行われる表彰式には、本校児童2名も参加します。

【活動内容】
  本校の縦割り創造活動では、異学年集団が互いに目指す夢や憧れを共有しながら、主体的な学びを展開しています。多様な価値観や背景をもつ人々との関わりを通して、不透明な時代を豊かに生きていくための3つの資質・能力「学び続ける力」「関わる力」「創造する力」を養うことを目指しています。
今回は、1~6年生の児童35人が、農家や飲食店、調理員の方々との交流や体験活動などを通して、生産者の思いを実感し、自分たちにできる取り組みを考えていきました。完食したクラスにオリジナルの完食賞を渡すようにしたり、その日の給食に含まれる栄養素やその効果を調べ、給食時に放送したりするなどの取り組みを行ってきました。
このような取り組みを地道に重ねることにより、前年と同じメニューの日の残菜量が前年比で10㎏以上削減される日も見られるようになるなど、給食の残菜量削減に大きく貢献しました。

【表彰式】

 ・日時:令和4年3月25日(金)午前11時〜11時30分

 ・場所:香川県庁本館 12 階大会議室

【お問い合わせ先】
香川大学教育学部附属高松小学校 教諭 山田旅生
TEL:087-861-7108
E-mail:yamada.ryo@kagawa-u.ac.jp