11月24日(水)に、国立大学協会の2021年度大学マネジメントセミナー「DX先進企業から学ぶ業務プロセス改革 ~国立大学の可能性を広げるデジタルトランスフォーメーション~ 」のパネルディスカッションに八重樫理人情報メディアセンター長(創造工学部教授)、武田啓之情報企画グループチーフ、末廣紀史情報企画グループチーフがパネリストとして登壇しました。

株式会社日立コンサルティング理事水田哲郎氏による基調講演後、情報・システム研究機構監事の吉武博通氏をコーディネーターとして、パネルディスカッションが行われました。

冒頭,東京工業大学、佐賀大学の事例発表と併せて、八重樫教授から、「教職学協働による香川大学のDX化推進」と題して、要件定義、アジャイル型開発、香川大学のデザイン思考プロセス、「 UX グロースハック」から「 UX イノベーション」、香川大学のデジタルONE戦略、DXラボによる内製開発の取組について香川大学の事例が報告され,その中で具体的な成果の一つとして実際に学内で運用されている通勤届受付システムについてはシステムデモもおこなわれました。さらに、芝浦工業大学学事特別顧問の村上雅人氏の講演の後のパネルディスカッションでは、大学の業務改革に向けたデジタル化やDX推進について意見交換が行われ、オンラインによる約800人の参加者から質疑応答も行われました。

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オンラインセミナーにおける発表の様子