12月1日(水)に、「第7回ビブリオバトルin香川大学」を開催しました。このイベントを通して、学生に向けて本や読書の関心を高め、また、発表参加者のプレゼンテーション能力の向上を図ることを目指しています。さらに、異なる学部の学生交流や教職員をつなぐ機会を提供しました。企画立案を学生スタッフで行うことにより、主体的な行動ができるように目指しています。

ビブリオバトルとは、ビブリオバトラー(発表者)たちがおすすめ本を持ち合い、1人5分の持ち時間でその本について紹介するものです。発表した後、バトラーと観客の投票により一番読みたくなった本、「チャンプ本」を決定します。今年は、他キャンパスからの参加も可能となるようZoomも利用したオンラインと対面のハイブリッド開催としました。

まず、吉田図書館長から、「学生とふれあえる貴重な機会なので、毎年楽しみにしている。書き手の気持ちになって読み、話すというコミュニケーション能力の養成になることを期待している」と開会の挨拶があリました。次に、4人のバトラーから順番に一人5分間で本を紹介し、それぞれの発表の後に参加者全員でその発表に関するディスカッションを10分程度行い、すべての発表が終了した後に「どの本が一番読みたくなったか?」を基準とした投票を参加者全員で行いました。投票の結果、今回のチャンプ本はレイチェル・カーソン著「センス・オブ・ワンダー」(バトラー:農学部4年 原 直誉さん)に決まリました。

投票結果発表後は表彰式が行われ、図書館長とバトラー全員で記念撮影を行いました。
対面会場参加者20名とZoom参加者25名、合計45名が学内外から参加しました。