11月19日(木)、平成27年度後期第4回目のアドバンストセミナーを開催しました。

このセミナーは、本学学生に「最先端の研究の現場、リアルタイムな社会問題の現場を舞台として活躍する方々の取り組みをもっと間近で触れてほしい、その原動力となる熱意を感じとって欲しい。」との思いから開講された正課外の講座で、今回の講師に、石橋良啓氏(国土交通省四国地方整備局長)を迎え、45名の学生、教職員が参加されました。

セミナーでは、東日本大震災から学ぶこと、必ず来る南海トラフ巨大地震への備えとしての緊急輸送路の確保、橋梁等老朽化した施設への対応状況や事業実施により蓄積された社会資本ストックが国民生活・経済活動に多様な便益をもたらすストロー効果などの説明があり、聴講した学生からは、「巨大地震に対して四国でも対策がしっかりとられていることがわかり、安心することができた」、「東日本大震災の映像を見て、地元の防災について真剣に取り組もうと思いました」、「国土交通省は道路・ダム・橋梁等の建設・維持だけでなく、「四国八十八景プロジェクト」のように四国を観光で盛り上げようとする取組を行っていることで国土交通省に対する見方が変わった」等アンケート結果も好評でした。

また、後期第5回目のセミナーを下記のとおり行います。当日参加もできますので、ぜひ受講くださるようお知らせいたします。(本セミナーは本学学生を主対象としていますが、教職員・学外の方も参加できます。)

開催日時 講師 テーマ
12月4日(金)
18:00~19:30
坂根弦太
(岡山理科大学理学部准教授)
『小さすぎる原子・分子・電子の世界
~周期表のひみつ~』
12月10日(木)
18:00~19:30
中野裕介
(有限会社電マーク代表取締役)
メディアアートとネットメディア

開催日時をクリックしますと詳細がご覧いただけます。