四国危機管理教育・研究・地域連携推進機構では、令和3年1月20日~26日のうち、5日間の日程で、アジア諸国の学生を対象としたオンライン研修を実施しました。
本研修は、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が公募する日本・アジア青少年交流事業「さくらサイエンスプラン」の一環として開催したもので、例年アジアから学生を香川大学へ招聘し研修を行っていましたが、今年度は新型コロナウィルス禍の影響によりオンライン研修という形での実施となりました。
研修には、招聘予定であった台湾、インドネシア、ネパールの3カ国からの15名に加え、香川大学や各国の大学から多数の視聴参加がありました。香川大学・徳島大学の教員により、災害・減災全般に関する講義や気象・津波・地滑り、災害対応訓練システムやローテク防災術に関する講義などがインターアクティブな形式で実施され、各国における災害や防災に関する状況等についてのビデオ紹介や意見交換も行われました。
研修生からは、得難い知見を得ることができた、次回以降のさくらサイエンスプランでの招聘があれば参加したい、といった前向きな感想が寄せられました。