8月24日・25日の2日間に渡り、瀬戸内国際芸術祭2019公式プログラムの演劇として、小豆島町中山地区の中山農村歌舞伎舞台で、過去・現在の小豆島をひもとき、未来の小豆島を演劇を通じて考察するプロジェクトとして取り組んだ「トラと呼ばれたサル」を上演しました。
 本学の学生、教職員を含めオーデションで選ばれた小豆島内外の19名が、進路、恋人、友人や家族の問題など悩み多き島の高校3年生が悲しい過去を持つおじさんと出会いそれぞれの未来を考え一歩を踏み出す内容の作品を熱演しました。 
 制作は柴田創造工学部講師、脚本・演出は豊永地域連携コーディネーターが務め舞台の制作スタッフとして本学の学生が参加するなど全学をあげて取り組みました。
 中山農村歌舞伎舞台保存会や中山自治会の皆様のご協力もあり、2日間で述べ400名以上のお客様に観劇いただき、大盛況のうち終了することができました。
 本学では瀬戸内国際芸術祭2019の秋会期にも公式プログラムとして、9月28日・29日の2日間、土庄町肥土山地区の農村歌舞伎舞台で「蛙の池の今昔物語」を上演することとなっています。
 是非、多数の方にご観覧いただければと思っています。