12月15日(土)、eとぴあかがわBBスクエア(高松市サンポート)にて、地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)「かがわICTまちづくりアイデアソン2018」を開催いたしました。

 昨今、地方創生が叫ばれる中、その中心となる「ヒト」が地方に集積するような仕組みづくりをすることが益々重要になっており、地方大学はその拠点としての役割が求められています。地場の産業や地方に拠点をおく企業も、既存の領域にとらわれない新たな地域ビジネスの発見や価値の創出を求められています。

 そこで、大学や企業の中心にいて将来の地域を担っていく若者世代が、ICTを用い、「地域、ICT、若者」が融合し共創することで、これまでになかった新たな発想やイノベーションを生み、地方創生・かがわの将来を考えることを目的として、本イベントを開催しました。

 アイデアソンとは、Idea(アイデア)とMarathon(マラソン)をかけ合わせた造語で、多様性のあるメンバーが集まり、ある特定のテーマについて、対話やワークショップを通じて自由にアイデアを出し合い、新たなアイデア創出やアクションプラン、ビジネスモデルの構築などを短期間で行う手法やイベントを指します。

 今回は、「住みたくなるまち」というテーマのもと、香川へ住みたくなるためにどういう手法が必要か、参加者が各々のアイデアを出し合いました。

 当日は学生12名と若手社会人20名、計32名の参加があり、8チームにわかれ、それぞれのチームが香川県における新たな魅力発見と発信手段を検討しました。最後には寸劇をまじえたプレゼンを行い、最優秀者にはパネルと記念品授与が行われました。