イノベーションデザイン研究所についてはパンフレット①パンフレット②をご覧ください。

本学は、大型の共同研究を推進するためのオープンイノベーションのプラットホームとして、「イノベーションデザイン研究所」を10月1日付けで設置しました。

本研究所の設置を機に、本学におけるこれまでの産学連携の取組みについて振り返るとともに、これからの産学共創における大学として果たすべき役割についてご提言をいただくため、香川大学イノベーションデザイン研究所設立記念シンポジウム「産学共創のあり方を考える」を、12月13日(木)かがわ国際会議場(高松市サンポート)にて開催しました。

シンポジウムに先立ち、創造工学部造形・メディアデザインコース1年の土手菜摘さんのデザインによる本研究所のロゴマークの発表がなされました。

シンポジウムでは、筧 善行学長の開会挨拶につづいて、ご来賓の文部科学省科学技術・学術政策局産業連携・地域支援課大学技術移転推進室室長 村瀬剛太様、香川県副知事 西原義一様、四国経済連合会会長 千葉 昭様からご祝辞をいただき、「産学共創のあり方を考える」のテーマの下、基調講演、講演、研究所の紹介及びパネルディスカッション等が行われました。

基調講演では、富士通(株)デジタルフロント事業部本部長 柴崎辰彦様から「デジタルビジネスと社会課題に挑む~実践の5つのポイント~」と題しご講演いただき、次いで、国立大学法人筑波大学教授、国際産学連携本部本部審議役 内田史彦様から「産業的にも学術的にも世界を牽引する産学連携に向けて」と題しご講演いただきました。

引き続き、片岡郁雄イノベーションデザイン研究所長から「本学の産学連携の取組と研究所の概要」について紹介の後、富士通(株) 柴崎辰彦様、(株)リコー 野水泰之様、NECソリューションイノベータ(株) 舘田あゆみ様、文部科学省 村瀬剛太様、筑波大学 内田史彦様、イノベーションデザイン研究所 片岡郁雄所長をパネリストとして、松木則夫統括マネージャーがモデレーターとなり、「産学共創において大学の果たすべき役割」をテーマとして、パネルディスカッションが行われ、様々な視点から有意義なディスカッションがなされました。

当日は、企業関係者、自治体関係者、大学関係者等あわせて、約170名の参加がありました。