8月6日(月)、オリーブスクエア2階教職員ラウンジにおいて、平成29年度に「ネクストプログラム・グローバル人材育成プログラム(中国語コース)」により国立政治大学に派遣された法学部4年岩田紗英さん、中国文化大学に派遣された法学部4年星尾亜周さん、上海大学に派遣された経済学部4年丹後武さん、経済学部4年寺尾怜祐さんの帰国報告会、平成30年に英語コースからカリフォルニア州立大学フラトン校に派遣される経済学部3年片岡亮二さん、中国語コースから国立政治大学に派遣される法学部3年谷口魁斗さん、中国文化大学に派遣される法学部3年横山真実子さんの壮行会を開催しました。

  この帰国報告会・壮行会には、派遣学生の他、筧 学長、山下 理事・副学長(教育担当)、高橋 大学教育基盤センター長、水野 グローバル人材育成プログラム実施部会長、高橋 国際教育部長(グローバル人材育成プログラム実施部会副リーダー)、プログラム担当の緒方 准教授、担当事務職員が参加し、和やかに懇談しました。

 筧学長から、プログラム名にもなっている“グローバル人材育成”とは何かについて、帰国した学生はぼんやりとイメージを掴んで帰ってきたと思うが、それがこのプログラムの意義である。海外に行った時には、言葉が通じない孤独感以上に、病気になったらどうしようとか日本とはシステムが相当違うため、どうなるのか言い知れぬ不安感を持ってしまうが、不思議なことに助けてくれる人が必ず現れる。日本に帰ってきて、これから外国の方が来られて寂しそうな顔をしていた時は、今まで以上に気がついて接してあげられると思う。それがグローバル人材育成の第一ステップである。外国で生活して帰ってきたことで、観光旅行では決して得られない生活した者しかわからない視点を手に入れてきたと思う。このプログラムの入口は語学だが、その先にそこに住む人々の営みを知ることとなる。日本は四方を海に囲まれていて或る意味では地球上で相当特殊な国である。我々が当たり前だと思っていることが、他国では当たり前で無いということが多々ある。それに気づくことが第二ステップである。留学に行く学生は元気で頑張ってきて貰いたい。帰国した学生は留学の経験を活かして次の第三ステップ、第四ステップを目指して頑張って欲しいとの言葉がかけられました。

 帰国した学生から、「楽しいことが沢山あったが、同じくらい大変だったこと苦労したこともあった。実際に生活してみてわかったことがたくさんある。それが留学の一番の成果である。」、「協定後第一号の留学生として行ったため、頼る人が居ない伝(つて)が無い辛さを経験したが、今となってはその辛さも良い経験だと思えている。」、「授業になかなかついていけなかったことが辛かったが、それよりも辛かったのが、準備されていないことがあることだった。自分達で考えて解決することが初めての経験だった。自分で解決方法を考えていたことが、今から思うと良い経験になった。」、「中国の学生の居住環境や暮らしぶりに比べて、自分たちが恵まれているということを感じた。」等の体験談が語られました。

  これから出発する学生からは、「海外で独りというタフな状況になると思うので、人間として成長出来ればと考えている。日本人相手だとわかり合えることでも、文化の違い等でなかなか心が通じないこともある。それを乗り越えてしっかりと学んできたい。人間として一歩成長できたらと思う。」、「非常にレベルの高い大学だと聞いているので、自分で大丈夫なのかという不安がある。何かあったら反骨精神を持って食いついていこうと思っている。台湾は特殊な立場に置かれている国なので、国際的な視点で学んできたい。自分の将来に活かしていければと考えている。」、「今回留学する3人はそれぞれ別の大学に留学するので、心細い部分はあるが、積極性を持って文化の違いに戸惑わずに受け入れて行ければと思っている。」等の抱負が語られました。

 山下理事から、それぞれの大学に本学に関わる先生がいらっしゃるので、あまり心配しなくても大丈夫であるとの言葉がかけられました。

  帰国した学生からこれから留学する学生へのアドバイスとして、「笑顔と挨拶は共通語である。愛想良く接すれば、相手も一生懸命説明してくれる。」、「駄目と言われても諦めない。」、「無理そうに見えてもやってみればとりあえずなんとかなる。まずは挑戦して欲しい。」等の発言がありました。

 筧学長から、海外で無理駄目と言われるのはシステムの違いが原因である。例えば米国の場合は、日本の警察とは違って、相手に有無を言わさない部分もある。粘ってなんとかなる時もあるかもしれないが、駄目な者は駄目な時があることを知っておいた方が良い。どうにもならないことがあることを知ることもグローバルかもしれない。粘られてルールを曲げていては暮らしていけないから、そうなると考えている。冷や水を浴びせられることがあるかもしれない。日本との文化の違いを感じてきて欲しいとの言葉が述べられました。

このページの先頭へ