香川大学と芝浦工業大学の教育連携プログラムが、内閣府が今年度から始めた「地方と東京圏の大学生対流促進事業」に採択されたことを受け、両大学は7月23日に香川大学にて連携協力協定を締結しました。
 当事業は、東京圏の学生に地方の特色や魅力を認識してもらうとともに、地方の学生にも東京圏で学ぶ機会をつくり、地方への新しい人の流れを生むとともに、地域に根差した人材の育成を図ることを目的としています。全国で5事業が採択され、四国では香川大学が唯一の選定大学となりました。
 今後、香川大学は地域課題の解決、芝浦工業大学はグローバル人材の育成という強みを活かし、互いに5日間程度の短期プログラム及び半期等の長期プログラムを提供します。具体的には、芝浦工業大学の学生は、商店街活性化や観光振興、防災など香川大学が展開する地域と連携したプロジェクトに参加し、香川大学の学生は、芝浦工業大学のグローバルPBLなどに取り組みます。また、瀬戸内国際芸術際や東京オリンピックといった地域特有のイベントに関連したプロジェクトも実施します。
 プロジェクトの第1弾として、両大学の学生約40人が小豆島において地域の課題発見・解決をテーマに4泊5日のフィールドワークに取り組むこととしています。