平成30年6月19日(火)、本学にカレン・ケリー駐大阪・神戸米国総領事らをお招きし、「ケリー総領事と話そう!Let’s Talk with Consul General Karen Kelley!」を開催しました。カレン・ケリー駐大阪・神戸米国総領事らが香川県へ来県されるにあたり、「香川県の大学生がどのようなことを考えているのか、意見交換をしながら話を聞きたい」との要望を頂き、今回のイベントが実現しました。

 今回来訪いただいたのは、カレン・ケリー総領事、コリン・フィッシャウィック政治経済担当領事、渋井 直美政治経済担当官です。

 初めに、本学の山下理事、德田副学長(インターナショナルオフィス長)、ロン留学生センター長、野田インターナショナルオフィス客員教授がお迎えし、留学生を増やすための方策の意見交換やEnglish Caféの紹介を行いました。

 その後、本学オリーブスクエアEnglish Caféにおいて、「ケリー総領事と話そう!Let’s Talk with Consul General Karen Kelley!」を実施しました。本イベントには国際交流に大変意欲的な学生が集まり、2名の留学生を含む22名の本学学生が参加しました。ケリー総領事をはじめ、みなさまから自己紹介を兼ねたご挨拶を頂いた際、「Any question?」との予定外の問いかけから、学生からの質問が挙がり、打ち解けた雰囲気となりました。「最も魅力的な業務は?」との質問には、「多様な人と出会うこと。昨日は会社員、今日はアーティスト、明日は主婦といったように、毎日違った視点を共有できる。」とのお返事を頂きました。

 グループディスカッションでは、4~5名のグループに分かれ、留学や国際交流について、自身の経験などを語り合いました。ケリー総領事らは個々にグループを回り、一人ひとりの学生から丁寧に話を聞いておられました。

 最後に各グループにディスカッションの内容を発表してもらい、ケリー総領事に総評を頂きました。その中で、「総領事館の仕事のひとつとして、国と国、人と人の関係を良好に保つことがあり、相手をよく理解する姿勢が大切。留学や国際交流にもこの姿勢は大切で、そのためにはまず、自らの経験や意見を、恥ずかしがらず、惜しまず発信することです。」とのお話を頂きました。

 全体を通して英語によるコミュニケーションが行われましたが、学生たちの積極的な姿勢が印象的な活気あるイベントとなりました。また、そのような姿勢を引き出すケリー総領事らの聡明な人柄に、学生はじめ教職員共々感銘を受けた、素晴らしい機会となりました。