香川大学農学部は、徳島県三好市及び四国森林管理局徳島森林管理署との三者間で「シラクチカズラの資源確保と活用を推進するための連携協力に関する協定」を平成30年2月23日(金)に締結しました。
 本協定は、国指定重要有形民俗文化財「祖谷のかずら橋」及び「奧祖谷二重かずら橋」の架け替え資材であるシラクチカズラの資源確保とその活用を推進するために結ばれたものです。
 農学部は、キウイフルーツの類縁種であるシラクチカズラ(サルナシ)の増殖や育成に関する専門的な知見を有する片岡郁雄教授(理事・副学長)を中心に、現地での調査や技術協力を行います。
 今後、三者が連携・協力し、国有林を活用しながら、シラクチカズラの資源確保と果実等の活用に向けた取組を進め、重要な文化・観光資源であるかずら橋の保全や果実の特産化を通じて地域の活性化を支援します。