優れた大学の知財を広く産業界に紹介する、国内最大規模の産学官マッチングイベント「イノベーション・ジャパン2008-大学見本市」が、9月16日~18日の日程で東京国際フォーラムにて開催され、本学からも展示会及び新技術説明会に参加しました。

今年は、企業の研究開発担当者、経営者、マーケティング担当者、大学関係者、研究者など、3日間で昨年を上回る4万5千人の来場者がありました。

また、初日の16日には一井学長、堀江事務局長が展示会場に来場され、本学から出展しているブースを訪れ、各説明者に対しての激励がありました。

本学からは以下の5ブースを展示会に出展し技術シーズのPRを行いました。

●バイオ・アグリ分野
「免疫増強および自然治癒力強化を特徴とする糖脂質素材の開発(医学部)」
「糖鎖機能を応用した新規腫瘍マーカーの開発(総合生命セ)」

●ナノテク・材料分野
「マイクロデバイスを用いたDNA伸長解析技術(工学部)」

●環境分野
「流動制御機能を有する水産資源増殖構造物の開発(工学部)」

●知財本部分野
「香川大学社会連携・知的財産センターの紹介」
「層状ナノ粒子膜製造技術の開発(工学部・小川教授)」の紹介」

また、医学部 河内客員准教授、総合生命科学研究センター 中北准教授、農学部 早川教授、工学部 鈴木准教授、工学部 末永准教授は、新技術説明会においても技術シーズの実用化を展望したプレゼンテーションを行いました。

この「イノベーション・ジャパン2008-大学見本市」への出展が契機となり、企業等への技術移転が益々進むことを期待しています。