平成18年7月28日

香 川 大 学

学 生 の み な さ ん へ

香 川 大 学 長

一 井 眞 比 古

留学生からの訴えについて

このたびの本学で発生した不祥事により、学内をお騒がせしたことについて学生のみなさんへ深くお詫び申し上げます。

大学院教育学研究科留学生からのアカデミックハラスメント・差別の訴えについては、学内調査委員会において厳正に調査した上、関係者の処分を行いました。

この事案は、学生のみなさんとその家族、並びに地域社会の皆様の大学に対する信頼を大きく失墜させるものであり、その及ぼす影響は極めて厳しいものと認識した上で処分を行ったものであります。

大学として、二度とこのようなことを招くことのないよう、当該教員に厳正な処分を科すとともに教育学部において抜本的な改善策を策定し、失われた社会からの信頼回復を願っている次第です。

本学としては、関係する教員の処分や改善策を打ち出したことで済んだとは決して思っていません。改善策の進捗状況を把握しつつ、学生のみなさんの勉学に支障が出ないよう、改めて全学的に授業の充実等に取り組んでまいりますので、学生のみなさんは勉学、サークル活動に心おきなく励まれることを希望します。