本学では、この度、災害や大規模事故に備え、予防対策、発生時の対策を盛り込んだ「香川大学危機管理基本マニュアル」を10月に策定し、10月31日(火)に香川大学幸町キャンパスにおいて、このマニュアルに則った初の総合防災訓練を実施しました。
総合防災訓練は、香川県下全域に大規模な地震が発生し、建物に甚大な被害を受けたとの想定で、早朝7時に 職員の安否確認訓練を実施、午後からは役員、職員ら約200名が参加して災害発生から初期消火、避難、はしご車による救出、応急手当、救急車による搬送などの項目を一連の流れとして実施しました。また、この流れの中では学長を本部長とする危機対策本部を設置し、本部員への指揮・命令の訓練を行い、新しく構築した危機管理体制が機能することの検証も行いました。
引き続き、全学行事として他部局の職員が参加し、放水訓練、初期消火訓練、応急救護訓練 を実施しました。
特に、消防署救急隊員と保健管理センター職員の指導の下で行った応急救護訓練では、誰でもが身近に行える救急救命の手段として、昨今、新聞報道でも話題にのぼっていることからAED(自動体外式除細動器)の操作を約100名の職員が実際に体験するなど、大変好評でありました。