10月25日(水)に、教育学部415講義室において、高松赤十字病院副院長の森田純二先生を講師に迎え、『タバコの正体を知りましょう-禁煙は愛なのです-』と題して、平成18年度ヘルストピックス講演会を開催しました。
この講演会は、学生及び教職員の健康増進に寄与することを目的として開催されたもので、当日は、森田先生から、我が国の喫煙率は減少しているものの、先進国の中では禁煙化が遅れており、喫煙疾患による死亡者数が交通事故による死亡者数の約9.5倍であるという現状や、国として禁煙を実施しているブータンの存在、また、タバコに含まれる強い発ガン物質のタールの存在やニコチンによる依存症を克服して禁煙するための補助剤(ニコチンパッチやニコチンガム等)の仕組みなどについて、分かりやすく説明されました。
参加者は、森田先生の説明に熱心に聞き入り、講演終了後には活発な質疑応答が行われるなど、現在、健康増進法第25条に規定されている受動喫煙防止に取り組んでいる本学にとって、大変有意義な講演会となりました。
(保健管理センター)