~ 希少糖生産技術の向上並びに新規技術の開発研究の拠点 ~
 
香川大学では、希少糖の大量生産希少糖の用途開発研究が急速に進み、従来研究してきた希少糖の需要量の増加に加え、新たな種類の希少糖を生産し研究者に供給する必要が生じ、新たな希少糖生産拠点の整備が不可欠となり、学内において検討の結果、農学部キャンパス内に、「希少糖生産ステーション」を建設したものです。
本ステーションは、希少糖の新たな生産拠点としての役割はもちろんのこと、今年度設置された大学院農学研究科希少糖科学専攻における課題探求能力を備えた高度人材育成の場として、希少糖に関する教育研究がより一層発展することが期待されます。
去る10月30日(月)に関係者約100名が出席し、開所式を開催しました。開所式では、一井学長の挨拶の 後、文部科学省科学技術・学術政策局基盤政策課真先地域科学技術振興室長及び川北香川県副知事から祝辞をいただき、その後、何森希少糖研究センター長から生産ステーションの建設構想から現在までの経過説明が行われました。
引き続き、桒原秋田県立大学木材高度加工研究所所長から、「希少糖生産ステーションの研究開発への期待」 と題して記念講演が行われました。
その後、希少糖生産ステーション前でテープカットを行った後、希少糖の生産過程について施設を順次見学しました。
【概要】
建物名称:希少糖生産ステーション 鉄骨プレハブ1階建
建築面積 306.98㎡ 延床面積 300.98㎡