平成18年7月6日(木)(13:30~18:10)に、サンポートホール高松第1小ホールにおいて、「香川大学科学技術フォーラム'06」を開催しました。
本フォーラムは、「大学の「知」を地域社会へ」と題して、本学の持つ最先端の科学技術を紹介するとともに、産学官連携の推進及び大学の社会貢献という観点から行われました。
第一部では、四国機器株式会社からの寄附講座であった工学部のメンテナンス工学(四国機器)講座が平成18年6月30日に閉講したことを記念して、清田客員教授から講演が行われました。また、講演後は、5年にわたり本講座への多大な貢献をいただいた木村壽雄四国機器株式会社取締役会長、清田雄彦客員教授、小松孝二客員教員に対し、学長から感謝状が贈呈されました。
第二部では、本学の科学技術の紹介として、総合生命科学実験センター平林客員教授から「糖鎖を香川から:供給ビジネスの展開」、希少糖研究センター徳田副センター長から「希少糖研究:"世界の中心"への挑戦」、微細構造デバイス統合研究センター大平副センター長から「微細構造デバイスの研究開発」とそれぞれ題して、基調講演が行われました。
また、パネルディスカッションとして「知の創造サイクルによる大学の社会貢献」をテーマに、官からは塚本芳昭四国経済産業局長、岡本繁樹香川県商工労働部次長、産業界からは多田野榮株式会社タダノ相談役・香川経済同友会特別幹事、本学からは講演した4名がパネリストとして産学官連携の重要性、大学に求められる社会貢献等について活発にディスカッションが行われました。
会場は、官公庁や企業、学内の教職員など200名を超える参加者があり、本学の持つ科学技術や産学官連携への関心の高さが窺われました。

パネルディスカッションの模様

パネルディスカッションの模様