平成29年10月24日(火)から25日(水)にかけて、イエジン農業大学(ミャンマー)の教員等一行が本学を訪問されました。

 今回の訪問はJICA研修の一環として実現したものであり、同大学の教育研究能力の向上及び管理運営システムの改善のため、日本の大学における管理運営、教育、研究の実情や取組を調査することを目的として実施されました。当日は同大学のSoe Soe Thein副学長をはじめ教員6名のほか、JICA長期専門家山本由徳氏、研修監理者平井まり氏の計8名が訪問されました。

 24日は幸町キャンパスにて、徳田副学長、ロン留学生センター長、野田インターナショナルオフィス客員教授、植村同特命講師、及び長竹国際グループリーダーが対応。徳田副学長から本学の沿革、運営体制、財務状況、教育・研究内容、国際交流状況などについて説明をした後、質疑応答を行いました。その後、キャンパス内を見学。学生のPC実習の様子等を熱心に見ておられました。

 25日は農学部にて、深井学部長、秋光副学部長、川村国際交流委員長が対応し、学部及び大学院の教育システム、研究システムと現状、国際交流の現状などを説明し、特に学部及び大学院の教育システムや希少糖研究について活発な質疑応答がありました。また、その後、学部講義(食品衛生学)、研究室・実験室(加藤研究室)、学生実習室設備及び希少糖生産ステーション等を見学しました。 

 今回の訪問では本学のほか、愛媛大学、高知大学も訪問されました。これらの訪問がイエジン農業大学の教育・研究の向上や管理運営システムの改善に役立つことが期待されるとともに、現在ミャンマーとの間に交流協定校を有しない本学としても、これを契機に新たな交流が生まれることが期待されます。