9月22日(金)に香川大学OLIVE SQUARE2階多目的ホールにて、地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+) アイデアソン「ハッピーキャンパスサービス」を開催いたしました。
 大学は教育機関として様々な教育サービスを学生に提供していますが、大学に求められる役割は多様化しており、これまでにない学生サービスの提供が現在求められています。本事業では、学生に馴染み深い大学を題材として、香川大学の教職員や、外部からの視点として地域企業も交え、新しい学生サービスの検討だけに留まらず、実際に香川大学で実施することも視野に入れ開催いたしました。
 また、参加した学生には、社会人との意見交換や発表の中で、社会生活において求められる様々な必要能力(企画立案、コミュニケーション、ファシリテーション、プレゼンテーションスキル)を向上させることも目的としています。
当日は、学生と若手大学職員、社会人合わせて30名以上の参加があり、最初は9チームに別れそれぞれが新たな学生サービスを検討した後、参加者投票により選ばれた7つのアイデアを新たなグループに別れブラッシュアップし、最後には寸劇をまじえたプレゼンを行いました。選考委員による最優秀賞、優秀賞、参加者投票による参加者選考賞の3つの賞が選ばれ、それぞれには副賞が選考委員から贈られました。

 学生と社会人、大学職員と地域企業人など普段あまり接点のない参加者どうしですが、アイデアソン中はお互い対等な立場で意見を出し合い、いずれも白熱した討論がどのチームでも見られました。参加いただいた皆さんからも、これまでにない体験ができたといった声や、苦手だと思っていたが楽しく参加できたという声など様々な前向きな意見をいただきました。

香川大学では、今後も地域に開かれた大学を目指すとともに、地域が求める人材を育成し、若年層の地元定着を推進する取組を促進し、地方創生に貢献していきます。