8月27日(土)〜 30日(火)、本学において、第6回香川大学・チェンマイ大学合同シンポジウムを開催し、本学とチェンマイ大学合わせて、約160名の教職員、学生が参加しました。

本学は、アジア、特にASEAN諸国との友好・連携を深め、幅広い分野での共同研究や教育交流、産学官事業の連携などを通じて、国際感覚を有する有為なグローバル人材の育成と、国際的・学際的研究の推進を目指しており、この国際化理念に基づき、タイ国・チェンマイ大学を、東南アジアにおける教育研究の国際中核拠点大学の一つと定め、学術国際交流を展開しているところです。この合同シンポジウムは、全学部を挙げた学術国際交流の一環として、2007年より、両大学にて交互に開催しているもので、今回は第6回目になります。

初日は、チェンマイ大学の参加者を対象に、本学の経済学部の学生が中心となり地域活性化プロジェクトを実施している東かがわ市へのフィールドワークを実施し、東かがわ市の担当者をはじめ、多くの人から歓迎を受けました。

翌日は、午前にポスターセッション、午後から開会式の行事が行われ、徳田副学長の開会の挨拶に続いて、長尾学長、Piyapong副学長から挨拶がありました。

その後、3会場、2日間にわたって、「Social Science and Humanities」、「Economics and Business」、「Medicine and Nursing」、「Engineering」及び「Agriculture」のセッションが行われ、各会場で活発な議論・質疑応答が行われました。

最終日は、今年が、チェンマイ大学との合同シンポジウムを実施してから、10年の節目になることから、「Celebrating Ten Years of the KU-CMU Joint Symposium - Reflections of the past and recommendations for the future -」と題して、パネルディスカッションが行われ、各パネリストから10年間の両大学の取り組みや将来の交流の在り方等について発表があり、その後、意見交換や議論が行われました。

今回のシンポジウムは、本学ならびにチェンマイ大学からも多数の学生が参加し国際交流を深めることもでき、教員だけでなく学生にとっても有意義なものとなりました。

次回は、2年後にチェンマイ大学において、第7回香川大学・チェンマイ大学合同シンポジウムを開催する予定です。