8月5日(金)、香川大学法人本部第2会議室において、「第一回熊本地震の被災地への学生ボランティア派遣学長報告会」を開催しました。

香川大学では、平成28年熊本地震により大きな被害を受けた被災地を支援するため、平成28年7月15日~17日の日程で、益城町と大津町に、指導教員を合わせて総勢20名の学生ボランティアを派遣しました。

報告会では、はじめに指導教員として現地で活動した長谷川教授から、学生ボランティアを代表して出席した学生4名及び学生ボランティアとともに現地に同行した高橋技術補佐員の紹介がありました。

ボランティアの活動報告については、高橋技術補佐員の進行により、はじめに、長谷川教授より、ボランティア活動全体の概要説明がありました。続いて、工学研究科2年近藤智氏から、全体の活動説明と農業支援活動、子ども支援活動の説明があり、被災地の現状を学べたこと、熊本大学と学生同士の繋がりを深めることができたこと、等の報告がありました。その後、法学部4年生田仁志氏から、清掃・整理活動及び避難所での炊き出し支援活動についての活動報告がありました。

報告を受けて、柴田副学長から、困っている人に寄り添って活動するという尊い気持ちを持っている学生ボランティアに敬意を表したいと述べられました。
最後に、長尾学長から、学生ボランティアの活動が現地の人たちの力になったと思うこと、この活動の経験を他の方に伝えて欲しいことなどを述べられました。

その後、長尾学長と柴田副学長を中心に記念撮影を行い、閉会となりました。

香川大学では、第2回の熊本地震の被災地への学生ボランティア派遣を予定しており、今後も、学生が行うボランティア活動を支援していきます。