8月1日(月)、幸町キャンパスOLIVE SQUARE多目的ホールにおいて、若者の定着に向けた地域企業の情報発信力と採用力の強化を目指した「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)シンポジウム うどん県で働こうプロジェクト」を開催しました。
このシンポジウムは、「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」の一環として開催したもので、企業や自治体関係者など約120名の参加者が集まりました。

講演では、NPO法人G-net代表理事である秋元祥治氏が、「中小企業が『みぎうで』人材を採用する3つのポイント」と題し、企業が採用のなかで学生、求職者にどのような視点からどうアプローチをすれば良いのかを具体的なデータを交えながら講演しました。
続いて、九州インターンシップ推進協議会の斉藤拓馬氏が、「産学官連携による地域の人材育成」を演題に、福岡県を中心として実施している産学官で地域ぐるみでの九州インターンシップ推進協議会のこれまでの実例について講演しました。
最後に、前述の秋元氏をコーディネーターとして、「若者の定着に向けた地域企業の魅力づくりについて」と題したパネルディスカッションを開催し、経済団体、民間企業、大学といった様々な立場の方々から多様な視点で、地域企業の魅力をどう世間に伝えるかをディスカッションしました。

参加者からは、講演やディスカッションでの意見を基に「学生が仕事に何を求めているのかが分かり、大変興味深かった」「地元定着を目指すにはやはり地元企業からの情報発信が重要である」といった感想が寄せられ、特に企業関係者の方々から参考になったとの意見を多くいただきました。

香川大学では、今後も協働機関と連携しながら、地元就職率の向上を目指し、更なる県内企業との連携を深めていきます。