2月4日(木)、香川大学オリーブスクエア多目的ホールにて「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)キックオフシンポジウム うどん県で働こうプロジェクト~能動学修による地域の魅力発見」を開催しました。

本シンポジウムは、香川大学、四国学院大学、香川県立保健医療大学及び香川高等専門学校が香川県の協力の下、文部科学省「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業」に採択された事に伴い、COCプラス事業の目的である、地域が求める人材を育成し、若年層の地元定着を推進する取組内容を広く地域に紹介する場として開催し、県内外から約150名が参加しました。

はじめに、長尾学長より開会挨拶があり、続いて、文部科学省高等教育局大学改革官の山口良文氏ならびに香川県知事の浜田恵造氏より来賓のご挨拶をいただきました。続いて、瀬戸内国際芸術祭総合ディレクターである北川フラム氏より、基調講演「美術は地域をひらく 〜瀬戸内国際芸術祭を事例に〜」をテーマに、2016年に3回目の開催を迎える瀬戸内国際芸術祭のこれまでの事例を基に、他者と違っても認められる美術というフィールドを有効活用することで、地域が持つ特色、資源を利用できるとのご講演をいただきました。続いて、カマタマーレ讃岐常務取締役である岩澤 健氏より、特別講演「カマタマーレ讃岐が目指す地方創生」をテーマに、プロスポーツクラブによる地域密着活動が地元への愛着心向上効果に繋がるなどカマタマーレ讃岐が目指す地方創生のあり方についてご講演がありました。いずれの講演も参加者は興味深く耳を傾けていました。

その後、香川県、香川大学及び香川高等専門学校より、各機関における地元就職、地方創生に関するこれまでとこれからの事業内容について紹介しました。

今後も香川県内の大学・高等専門学校・自治体・企業で協働し、学生にとって魅力ある就職先を創出・開拓するとともに、地域が求める人材を育成し、若年層の地元定着を推進する取組を促進し、地方創生に貢献していきます。