12月1日(火)、「平成27年度『県政について話そう』知事意見交換会」が香川大学にて開催され、浜田香川県知事を囲んで、地域活性化に取り組む本学学生らと意見交換を行いました。

この意見交換会は、香川県が県民の声を県政に反映させることを目的とし、知事自らが県内各所を訪問し実施されています。今年度は、県内の大学を訪問し、各大学が取り組む地域との連携活動に関わる学生との間で意見交換会を実施することとなり、第5回目の開催となった今回は、経済学部学生チャレンジプロジェクト事業として採択され活動をしているプロジェクトチーム「地元再発見の旅プロジェクト またたび」および「地域連携学生委員会 なえどこ」の学生を対象として開催し、経済学部の1年生、2年生および3年生10名の学生が参加しました。

「地元再発見の旅プロジェクト またたび」は、地元の隠れた魅力を再発見してもらい、地域活性化につなげることを目的として、新日本ツーリスト(株)様と連携し、「地元再発見の旅」をテーマとしたバスツアーの企画・添乗を行っています。また、「地域連携学生委員会 なえどこ」は、地域に貢献できる学生のサポートを、同じ立場である学生の視点から行い、「地域」、「働く」をテーマに、講演会やワークショップを基盤に活動し、学生の地域貢献の意識向上を図っています。代表学生が、地域活性化を目的とした活動内容について説明を行いました。また、参加学生は、各自なぜこの活動に参加するようになったか、また、活動を通じて何を得ることができたと感じているかを話しました。

浜田県知事より、現在地方の自治体が課題としている「少子化問題」、「人口減少対策」について、どのように考えるかと質問をいただき、学生はそれぞれの立場から、「地元に住む人に香川県の良さをもっと感じてもらえれば、一旦進学・就職等で香川県を離れてしまってもまた戻りたいと思ってくれるのではないか。」、「現在取り組んでいる地域での活動を通じ地元をよく知ることで、自身の将来について香川県で就職したいと考えるようになったので、自分の住む地域をよく知ることが大事ではないか。」など、香川県の現状について言及した意見がありました。

終始和やかな雰囲気の中、闊達な意見交換が行われました。この意見交換会の様子は、後日高松ケーブルテレビにて放送予定です。