香川大学では、平成16年、香川大学・愛媛大学連合法務研究科(四国ロースクール)を設置し、四国地域における法曹養成のための理論と実務の架橋的教育や実践的教育のノウハウを蓄積してきました。

四国グローバルリーガルセンターは、四国ロースクールで培った教育のノウハウをもとに、様々な組織と連携・協力しながら法学教育をサポートし、地域に貢献していく活動を推進することを目的として設置され、この度センターの稼働へ向けた準備が整ったことから、4月15日(水)、長尾学長、担当理事等を招いて関係者によるお披露目を行いました。

同センターは、「国立大学改革プラン」に基づき取り組む改革の一つとして「学長のリーダーシップの発揮を更に高めるための特別措置枠」として予算措置されたことから、昨年より設立に向けて準備を進めていたもので、お披露目では柴田潤子センター長(香川大学・愛媛大学連合法務研究科長)の挨拶に続き、長尾省吾学長から「地域の人々が利用できるよう開かれた施設にしたい」との言葉が贈られ、関係者や報道機関による内覧会が行われました。

同センターは、法実務教育を活かした地域貢献機能(無料法律相談)、四国における法情報機能、実践的法学教育の実施やコンプライアンスの機能(学内向け)を持っており、今後、四国における法学教育の支援機能の強化に向けて中心的役割を果たすことが期待されます。