2月20日(金)、香川大学教育学部キャンパスにて、「自治体連携による瀬戸内地域の活性化と地(知)の拠点整備-瀬戸内地域活性化プロジェクトの現在とこれから-」と題したシンポジウムを開催しました。
本学は、平成25年度に文部科学省「地(知)の拠点整備事業(COC事業)」の採択を受け、人口減少や高齢化が進み、定住促進、観光振興、商店街振興、離島振興、コミュニティ活性化など、香川県が抱える様々な地域課題に自治体と連携しながら取り組んでいます。
本シンポジウムは、当該事業の支援のもと、香川大学を核とした地域連携事業を継続的に実施できるシステムの構築を目指し、情報提供及び意見交換の場として開催したもので、県内外から約100名が参加しました。
はじめに、本学の長尾学長から開会挨拶があり、次に岐阜大学地域協学センター長の福士秀人氏から「ぎふ清流の国、地×知の拠点創成:地域にとけこむ大学」をテーマとした特別講演がありました。続いて、本学のCOC事業の主軸である地域志向科目「瀬戸内地域活性化プロジェクト」について、自治体ごとのプロジェクトの進捗状況及び今年度の成果報告を担当教員から行い、連携自治体関係者からそれぞれ講評をいただきました。また、活発な意見交換もなされ、本事業を進めるにあたり大変有意義なシンポジウムとなりました。
今後、自治体との連携をより密にし、学生の視点を活かしながら地域活性化策の検討と地域での実践活動を行ってまいります。